トッケビ 10話のネタバレあらすじ解説と感想/高麗時代のシン将軍の回想

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ウンタクは、スキー場でアルバイトをしていましたが、棚が倒れ意識不明になってしまいました。

雪山を探し回り、トッケビはウンタクを助け出します。

この記事では、「トッケビ」10話のネタバレあらすじの解説と感想についてまとめていきます。

 

トッケビ 10話のネタバレあらすじ解説

トッケビは、高麗時代のことを回想し、死神に話しました。

王の死後に生まれたワンヨという王子。

ワンヨの母の身分は低く、間もなく病死してしまいます。

年の離れた兄が王位につきますが、幼いワンヨの味方はパクチュンホンだけでした。

パクが王宮に来てから、不思議なことが次々起こります。

王の息子が毒殺されるなど、王位継承者の王族が全て亡くなりました。

病気になった兄の王は、キムシン将軍に自分が死んだ後のことを頼みます。

それは、シン将軍の妹をワンヨに嫁がせ、ワンヨを守り切ってほしいというものでした。

そして、王も命を落としてしまいます。

幼いワンヨが王となり、パクが実権をもった傀儡政治が始まりました。

シンの妹のソンをワンヨは気に入りますが、素直に仲良くすることができません。

パクがソンにも毒を盛ろうとしていることを察知し、ワンヨはソンにせんじ薬を絶対飲んではいけないと言い放ちます。

そして、パクの言う通りに、シンを辺境の闘いに行かせるのでした。

辺境地での厳しい闘いに全勝し、負け知らずのシン将軍を民は神と崇めます。

王よりも人気のあるシンに、嫉妬するワンヨ。

シンが王宮に戻ってきた時、謀反を起こしているとして退けようとします。

とうとう、王妃のソンも矢で射ぬかれ、シンも信頼する家来に剣で自分の身体を貫かせたのです。

一方、ウンタクは図書館の幽霊のおかげで、亡き母が残してくれた通帳を見つけることができました。

図書室の幽霊は、実はウンタクの母の親友でした。

ウンタクに通帳のことを知らせるために、この世にとどまっていたのです。

幽霊は、安心して天国へと旅立ちました。

トッケビは、キム秘書に通帳の処理を依頼します。

ウンタクは未成年であるため、通帳の管理が叔母の手に渡ることを未然に防ごうとしたのです。

1月1日になり、ウンタクは20歳になってお酒が飲めるようになりました。

ウンタクはトッケビを屋台に誘い、ロマンチックで楽しいひと時を過ごすのでした。

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トッケビ 10話の感想

高麗時代のシン将軍と、妹のソンの姿が丁寧に描かれていた10話。

サニーが死神の手にさわったことで、王妃のソンであることが分かり、やっぱりという感じでした。

シン将軍が謀反人にされてしまった経緯も明らかになり、王の側近の悪者ぶりに背筋がぞっとしました。

王妃が真心を込めて、進言しているにもかかわらず、耳を傾けることができなかったワンヨは、その生い立ちから愛情不足であったことは間違いありません。

ワンヨが、かわいそうになりました。

王だから国の命運をかけ、正しい判断をしなければいけないのですが、まだ若くその責任能力が欠如しているようです。

肝心な側近が、国全体のことより、自分の身を立てるために人の命を無残に扱っている様子には、腹が立ちました。

ワンヨもある意味、加害者であると同時に被害者です。

気に入った王妃とも仲良くできなかったのは、愛情をかけられた経験がないため、どう接していいか分からなかったのでしょう。

緑色の指輪も贈るのですが、王妃は物より、王とのあたたかい心の交流を求めていたにちがいありません。

王と王妃の心のボタンの掛け違いが、シン将軍の悲劇につながり、トッケビが成立することにつながっています。

死神の前世は王だと確信しました。

罪のない王妃やシン将軍を殺害するよう指示したことは、大きな罪です。

王の行動までの理由も納得できるのですが、何といっても王なので、たとえ若くても少し広い視野で、物ごとを見て判断するべきです。

また、今話では、ウンタクの母が残してくれた通帳を、幽霊が教えてくれました。

幽霊が、母の親友で、ウンタクが成長するまで、ずっと見守ってくれていたことも感動的でした。

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トッケビ 10話についてまとめ

トッケビは、高麗時代のことを回想し、死神に話します。

若い王は、シン将軍の妹を王妃にむかえますが、側近に実権を握られ、傀儡政治を行っていました。

王妃は、側近を遠ざけるよう進言しますが聞き入れられず、シン将軍が謀反人になってしまったのです。

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