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ヨンは、もともと山神でしたが、人間の女性に恋をし、女性の生まれ変わりを探して都会に住み着いています。
ジアは、亡くなった女性と瓜二つの顔でした。
ヨンは、ジアの両親の行方を一緒に探すことを頼まれます。
この記事では、「九尾狐伝」3話のあらすじと、感想をまとめます。
九尾狐伝 3話のネタバレあらすじ解説
網にかかった頭蓋骨の事件について調べているジア。
頭蓋骨の主は、島の漁師でした。
この漁師と一緒に船に乗っていた3人が、次々と謎の死を迎えます。
実は、数年前、彼らの船は遭難し、ケガをして弱っていた漁師を食べて、3人は生き延びたのでした。
ジアは、ヨンと共に漁師たちの家に向かいます。
家には、竜神の絵がありました。
しかし、その竜には尾がありませんでした。
それは、「イムギ」という大蛇の絵でしたが、イムギはヨンが600年前に封印したはずです。
森の中で、ヨンが薬草をジアに塗ると、ジアの肩に、鱗の模様があらわれました。
「久しぶり。何故、私を殺したの?」と、ジアはヨンの首をしめます。
ヨンが戸惑っていると、ジアは、「熱い。」と叫んで、元に戻りました。
しかし、豹変したときの記憶は全くありません。
その時、ランがいきなりヨンに襲いかかります。
ランは、巫女をそそのかしてイムギを復活させ、兄を追い詰めようとしていました。
殺された漁師の娘に呪いをかけさせ、3人を殺したのもランでした。
ヨンは、激しく向かってくるランからジアを守り、逃がします。
ジアは逃げているうちに、巫女の家にたどり着きました。
放送局の後輩から、島で旧暦7月15日に、不審な事件が起きている情報を掴んでいたジアは、巫女に騙されないように立ち回りますが、香によって眠らされてしまうのでした。
ランは、ジアをイムギの生贄にするため、ヨンと闘って時間稼ぎをしていたのです。
ジアは、井戸に落とされそうになってしまいます。
気が付いたヨンが助け出そうとしますが、月見草のバリケードにより近づくことができません。
ヨンは、山神として森に助けを求めます。
すると、雨が降って、月見草のバリケードが消えました。
何とか、巫女を倒してジアを助け出します。
漁師の娘の家に戻ると、ジアは、「今度は私が守ってあげる。」と、ヨンに伝えます。
ヨンは、その言葉に初恋の女性を重ねるのでした。
その頃、島の人々は井戸に吸い寄せられていました。
次の日の朝、ランは札の張られた布に包んだ赤ちゃんを男に渡します。
九尾狐伝 3話の感想
3話もスピーディーでした。
島の事件の歴史、呪いの場面、漁師たちの不可解な死が、次から次へと息つく間もなく展開されていきます。
ランとヨンのアクションシーンは、いつも本当に手に汗を握る感じです。
さすが狐たちで、空中に飛んでいく様がとにかく速い。
また、悲運の捕鯨船を描いた「白鯨」の物語の恐怖も重ねていて、重厚なドラマに仕上がっている印象です。
尾のない竜の絵から「イムギ」という大蛇につながり、イムギを封印したヨンとの因縁も垣間見えました。
イムギを退治したことと、ヨンの初恋の女性の悲しいエピソードもなんだか関係がありそうです。
ラストで、ランが抱いていた赤ちゃんは、イムギの復活を意味しているのでしょうか?
ジアの代わりに、島の人々が生贄になってしまったのかもしれません。
これも、ランのねらい通り?
少し、怖い部分もはらんでいるドラマです。
呪いとかホラーとかが好きな人には、たまらないだろうなと感想をもちました。
ジアの肩の鱗も、イムギに重なりました。
「なぜ殺したの?」と、ジアが豹変するのもびっくりしました。
ジアが巫女にだまされないように立ち回る賢さや、事件の情報をつなげて洞察していく賢さにも驚きです。
ジアとヨンが幸せになってくれたら、最高です。
二人でラーメンを食べる姿が、とても可愛かったです。
ヨンは、ジアのためなら何でもしそうな雰囲気でした。
巫女を倒すのは、九尾狐の掟にそむいているのでしょうが、もう、ジアへの思いを止めることはできないのかもしれません。
九尾狐の死んだ人の名簿を扱っている夫婦も、コメディタッチで、可笑しいです。
九尾狐伝 3話についてまとめ
頭蓋骨の主と一緒に船にのっていた漁師たちが、次々と謎の死を迎えます。
漁師の家にイムギの絵があるのを見たヨンとジア。
ランによって、ジアはイムギ復活の生贄にされそうになりますが、ヨンが何とか助け出します。