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Netflixで全世界で大人気の韓国ドラマ「イカゲーム」ですが、イカゲームに出てくるようなお金に困った人たちを集めて命の奪い合いをさせるような世界は実在するのでしょうか?
この記事では、イカゲームが実話なのかどうかについてまとめていきます。
イカゲームは実話なのか
結論から言うと、イカゲームそのものはおそらく実話ではありません。
「おそらく」という曖昧な表現をしたのは、我々がネット検索している限りにおいては知りようがないだけであり、
極秘にどこかで存在している可能性は「完全にゼロ」とまでは断言できないからです。
ここで、イカゲームと類似した、歴史的に実在したデスゲーム、もしくはそれに類するものを見ていきましょう。
実在するorしたデスゲーム
①裏ギャンブル
裏カジノなどの非合法なギャンブルは、日本でも警察24時などでよく取り上げられるので一番イメージが湧きやすいかもしれません。
イカゲームで描かれたギャンブルの世界とは乖離はあるものの、「非合法に行われる賭け事」という意味では本質は似ているでしょう。
②強制労働
強制労働に関しては、「イカゲームがパクったんじゃないか」とも言われている「カイジ」の世界によく出てくる言葉です。
こちらは歴史的にはナチスや社会主義国などの強制収容所、大航海時代のスペイン・ポルトガルが行ったインディオの強制労働などがありましたし、
現在ある強制収容所としては北朝鮮の収容所が有名です。
2021年にはオーストラリアの安全保障シンクタンクで、ウイグル人への強制労働を下請けのサプライチェーンなどで使っている世界の企業が挙げられ(日本企業を含む)、問題になりました。
③ロシアンルーレット
ロシアンルーレットといえばパーティーのゲームで激辛の食べ物を使って行われたり、アニメや映画の世界でマフィアが行っているイメージが強い人が多いと思いますが、
実際に銃を使ったロシアンルーレットを行ったことによる死亡事件は現在でも後を絶たず、2008年のアメリカではロシアンルーレットによる死亡事故が15件もあったそうです。
命を賭けたギャンブルという意味では強制労働や裏カジノよりもイカゲームに近いと言えるでしょう。
④ローマの剣闘士
ローマの剣闘士もグラディエーターなどの映画で登場するかっこいいイメージが強いと思いますが、
人々が見物する中で剣士たちを殺し合わせるという意味では、極めて非人道的で残酷なもの。
世界の支配者層の娯楽としてギャンブルで殺し合いをさせるイカゲームの世界観と一番近いのが、この剣闘士なのではないでしょうか?
このように、見世物的に人を殺し合わせるような世界が、過去には実際に存在してたのです。
また、裏ギャンブルや強制収容所といったもの、ロシアンルーレットによる命の掛け合いは、現在でも普通に存在しています。
「金持ちの娯楽で人が殺し合うのを見て楽しむ」という意味では、ローマの剣闘士が一番近いと言えるでしょう。
人間の本質は歴史を経てもそう変化はしませんから、今でもそういった恐ろしいことを考える人が世界中にいてもおかしくないはずです。
イカゲームが実在する可能性もある?
「イカゲーム自体が実在する」という表立った情報は一切ありません。
しかし逆に、「イカゲームが絶対に実在しない」という証明も我々一般人にはできません。
ここからは完全に空想の世界の話になるので、SFを読む気持ちで読んでください。
もし仮にイカゲームが実際にあったとして、それが世間に知られるなんてことはないでしょうし、
徹底的な情報統制によりその存在が表に明かされないような仕組みになっているでしょう。
ちなみに2016年のデータですが、「韓国の行方不明者数は1日平均185人」という情報が明かされています。
つまり、1年で約6万7千人もの人が韓国で行方不明になっているということです。
この行方不明者の中には、もしかしたらイカゲームのような世間から隔離された場所でデスゲームをやらされたり、
カイジのように強制労働をさせられている人が含まれているのかもしれません。
あるいは「事実は小説よりも奇なり」という言葉があるように、イカゲーム以上に過酷な世界があったりして・・・?
もちろん全て空想の範囲内の話です。
ただ行方不明者が多数いること自体は事実なので、世間で普通に生活してネット検索しているだけでは知りようのない世界がある可能性は、完全には否定できないということです。