トッケビ 4話のネタバレあらすじ解説と感想/トッケビの初恋

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トッケビと死神は、借金取りに誘拐されたウンタクを助け出しました。

ウンタクは、住む家がなくなりトッケビを頼ってきます。

そして、貫かれている剣が見えると告白します。

この記事では、「トッケビ」4話のネタバレあらすじの解説と感想についてまとめていきます。

 

トッケビ 4話のネタバレあらすじ解説

ウンタクに剣が見えることを知ったトッケビは、慌てます。

トッケビの花嫁だけが剣を抜くことができますが、それは、トッケビが無になることを意味します。

つまり、900年以上不滅のトッケビが死ぬことになるのです。

死を望んでいたトッケビでしたが、心が揺れ、死神に相談します。

死神は、冷たく突き放しますが、「もし、お前が望むなら、19年前に死ぬはずだったウンタクを連れて行くから安心しろ。」と、言うのでした。

トッケビは、「本当か。友達になれそうだ。」と、死神に抱きつこうとします。

しかし、死神は体をかわして、よけました。

結局、トッケビはウンタクのことを、ユ会長に頼みます。

ユ会長は、ドクファを連れ、「孫に何でもお申し付けください。」と、ウンタクを高級ホテルのスィートルームに宿泊できる手はずを整えました。

ドクファは、ウンタクと一度本屋で出会っており、世話をするのを渋りますが、ユ会長からカードをちらつかされ、一転して積極的に動きます。

その頃、トッケビが以前パリで助けた少年が、歳をとり天国に行く時がきていました。

少年は、トッケビのおかげで家出をやめ、努力して弁護士として、たくさんの人を支援してきたのです。

トッケビは、これまでの経験から、人は助けられてことを奇跡とよび、困ったことがあると当然のように、また奇跡を求めることを知っていました。

弁護士になった少年のように、自らの力で真面目に人生を切り開く人は、稀だったのです。

一方、ウンタクは、豪華なホテルでの生活に不自由はないものの、孤独感に浸っていました。

ウンタクは、キャンドルの火を吹き消し、トッケビを呼びつけます。

ウンタクが「私は何人目の花嫁?」と詰め寄ると、「最初で最後だ。」と、トッケビは答えます。

ウンタクは、トッケビのことを本で調べていました。

呪いが愛の力でとけることや、トッケビが箒から生まれたという言い伝えなどを次から次に話します。

ビールを2本飲んで酔っ払っていたトッケビは、「今日は君と笑っていたい。」と答えます。

「初雪の日に箒がいるから、雪が降ったら剣を抜きましょう。」と、剣の秘密を知らないウンタクは、無邪気に微笑むのでした。

二人は、その後、扉を開けてカナダに行きます。

トッケビは、きらきらしたウンタクの笑顔に心を奪われ、恋に落ちてしまいました。

それは、トッケビの初恋でした。

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トッケビ 4話の感想

トッケビが憂鬱になると、雨が降ります。

第4話では、トッケビの心が浮き立つことで、季節外れの桜が咲き乱れました。

お酒を飲んでウンタクと、あれこれ語ったことがうれしかったのでしょう。

嬉しさが無意識に花を満開にさせるのは、面白いです。

これまで千年近く孤独だったトッケビは、ウンタクと出会うことで心の鎧をゆるめ、無邪気な彼女に心を開き始めているようです。

ウンタクとの恋が初恋というのも、すごい設定です。

ただのラブストーリーではなく、清らかな付加価値が加わったように感じます。

また、クールを装うトッケビが、これから年下のウンタクに振り回される様子が目に見えるようでした。

しかし、トッケビはウンタクに剣の秘密を話すタイミングを逸してしまいました。

結婚への迷いもあるウンタクへの気遣いや、自分自身の死への怖さから言えなかったのかもしれません。

また、死神の恋も重症です。

道行く人が全てサニーに見えてしまう現象には、笑ってしまいました。

死神もトッケビも、大人男子のぼさぼさ頭や薬を飲みながらのぼやきで、弱い心を表現する演出も、なかなか素敵です。

いつも、かっこよくきめている二人ですが、ガラスのハートのギャップがいいと思います。

無意識に嬉しさを発散させ、季節外れの花が咲いた記事のことでドクファに叱られている場面も、キュートでした。

二人とも超越したパワーを持っているだけに、強いだけでなく弱さも描くことで、魅力が増しています。

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トッケビ 4話についてまとめ

ウンタクは、ユ会長の手はずで高級ホテルに宿泊するようになりました。

トッケビは死を前にして、心が揺れます。

しかし、ウンタクと話すうちに、ウンタクの輝く笑顔にひかれていきました。

トッケビは、ウンタクに恋をしますが、それはトッケビに初恋だったのです。

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